デジタルとアナログの中庸

日常はITにどっぷり、時々市中の山居。

流れに逆らわない

この記事はDevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」91日目の記事です。

昨日の私から今日の私へのバトンです。  

 

組織が変わって別の部署に移動、なんてことはまぁ普通にある話。

若かりし頃はあーだこーだ不満をぶつけてた気がするけど

歳のせいか、組織変更なんてものはここ数年すっかりどうでもよくなった。

 

組織を越境する

もう10年程前か、なぜか品質管理の部に入れられた。

経緯は忘れたけど一体あれはなんだったのか。

サービスの監視プログラムとか作った。

行ったら行ったなり、自分なりに頑張っていたと思うし無駄ではなかった。

未だ私が作った監視プログラムからのメールとか見るとちょっと笑える。

まだ使ってんのかw と。

 

強制的な越境

会社なんてのは勝手なもので

2,3年ほど前、久々にガツッと違う所に入れられた。

今までのメンバーと仕事ができないとか

コミニケーション取りづらくなるとか、

そもそも、その部は好きじゃなく行きたくないとか

屈辱的なこととか、いろーいろあった。

 

ただ、組織が変わる前に上司からは確認された。

 

『移動になるけど良いか?』

 

私はOKした。

 

『別にいいです。

 組織が変わろうとやるべきことは変わらないしやりたいようにやるんで。』

 

と。

そもそも、私がNOと言おうと決まっていたことで半ば諦めと

私はどこでもやれるという変な自信もあった。

仕事と仕事じゃないの境界で書いたけど、仕事の境目なんて必要ないしね。

自分が在る環境で、精一杯やればそれでいいと思うんだ。

 

流れにのっかる

個人的には、出来事や環境に無理に逆らってもうまくいかないと思っている。

西から東へ、しかり

目先の越境にはないもの、しかり

強制越境しかり、きたなり、したなり、のっかっておくことで

意外と自然に色々越境をしていたりする。

 

自信があったわりに

流れにのっかり、強制越境に応じた事で

結果私は一時期すごく腐った。

会社に行っても社会人人生初、最強に暇だった。

人生最大腐った。

悔しかった。

 

そしてその時期、本気で転職を考えてみた。

 

いざとなると、私は何を武器にして良いかわからなかった。

何もアピールできるものがなかった。

PGも卒業していて今やコードも書けないし

プロマネをやってきたと言っても何をウリにすればいいのか、何もなかった。

 

これではだめだ。

 

なにか勉強しようと思った。

そこでAgileに目を付けた自分にセンスを感じるけど

IPAのサイトやSlideShare

勉強しようと思ったらこんな便利な世の中になってたのか!とビックリした。 

 

出会ってしまった

なんか色々サイトをあさってるうち、出会ってしまった。

 

@papanda さんが発表してる動画、スライド。

DevLOVE。

わーこの人すごいなー。と思いながら見てた。

 

怪我の功名

世界が広がった。

そんな世界に行くことはないと思ってた。

本当に想像もつかないけど、今やDevLOVEで塹壕仲間ができたり

裏方さんをやらせてもらったり。

そして仕事はどんどん面白くなり。

 

全ては、流れに身をまかせつつも

精一杯やってきたことで今があるし、あの強制越境がなければ

勉強しようと思い立つ機会もなかった。

 

良い流れも悪い流れも

活かすも殺すも結局は自分次第。

 

 

さて、明日も私ですよ〜。